栃木市と福田屋と景観と

昨晩、高校同級生のgoto氏との雑談で、栃木市の福田屋が閉まっちゃうらしい、という話しをしまして、、、

高校時代に福田屋へよく買いに行った、「めんたいこフランスパン」に触れ、、、

あそこの「めんたいこフランスパン」が一番美味しかったよな!と意見が一致するなど、福田屋が閉まってしまうことに、ハンパない寂しさを感じたオトコ二人、、、

(福田屋の記事など)
http://blog.goo.ne.jp/nishi_hiroshi_24/e/0fbe857d0170135ff9fefe911d6684d6

あの旧街道沿いの、歴史的な商業基盤をもつ町並みの中に、1990年とはいえ福田屋が開店したことは、栃木市らしさだと僕は面白く思っているし、

来年でも栃木市に引っ越して、福田屋へ買い物に寄っては町なかを散歩して帰る、なんて生活を送ろうかと考えていたのもあって、実際に“福田屋へ買い物”というのも、町なかを歩き、巴波川や県庁堀で佇んだり、寄り道したりといった生活の循環や情景を生んでいるのだと思うので、

仮に栃木市が重伝建になったとして、福田屋の建物が景観上好ましくないとされた場合、福田屋があるからこそ培われてきた景観(それは情景と言ったほうがより適切)を見落としていることを、「蔵の街」を期待して来る観光客や、過剰なレトロ景観保守論者に投げかけてみたいもんだ。

福田屋の上階から眺める栃木市の旧市街、特に栃木病院のあたりの眺めはなかなかで、良い視点場でもある。