見世先@結城



土蔵造りの「見世蔵」は、商いをするための建物。

結城の見世蔵は、庇の先に繊細な格子戸をはめたものが多い。

あるいは、内側で戸締りとして、庇の下を開放している建物もあった。側壁に格子戸がはまり、庭との出入り口にしている。

どちらの建物にも、レトロな電灯がついていた。
また見世先の足元は、雨でぬかるまないように、と来客への心配りが感じられる。
道路がアスファルトに舗装されていく中で、昔ながらの敷石で仕上げてあるのを見ると、見世構えがより立派に感じますね。