2010-01-01から1年間の記事一覧

見世先@結城

土蔵造りの「見世蔵」は、商いをするための建物。結城の見世蔵は、庇の先に繊細な格子戸をはめたものが多い。あるいは、内側で戸締りとして、庇の下を開放している建物もあった。側壁に格子戸がはまり、庭との出入り口にしている。どちらの建物にも、レトロ…

栃木市と福田屋と景観と

昨晩、高校同級生のgoto氏との雑談で、栃木市の福田屋が閉まっちゃうらしい、という話しをしまして、、、高校時代に福田屋へよく買いに行った、「めんたいこフランスパン」に触れ、、、あそこの「めんたいこフランスパン」が一番美味しかったよな!と意見が…

エリアマネジメント

小林重敬さん、など。 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/03/030425_.html

“愛着”のもてるまちづくり、にむけて

とにもかくにも経済が右肩上がりに成長し続けてきた間は、“消費”が生活行動の中心だった。 そして現在はといえば、右肩上がりの傾きにあったグラフが、横這いに描かれるような成熟した経済期の門口にあって、“消費”はかつてのような経済を動かすほどの活力を…

“水路”上観察

水路の上という空間が、法律上どのように扱われているのかはよく知りませんが、家主にとってそこは空白であり、ややもすればその空白は、家庭の延長として当たり前の顔をして・・・いやもう我が物顔であるのが、面白いのです。

川端鉢植・用水端鉢植

川端桜、川端柳があるように、水辺には植物を添えてきたのでした。

『働き方革命』から、“この町への愛着”へ

駒崎弘樹さんの、『働き方革命』(ちくま新書、2009)を読みました。 表題にある通り、「働き方」を見直し、「働く」ということをライフビジョンにまで拡張して考えてみると、どのような効果が得られたか、自身のエピソードとともに綴られています。 駒崎さん…

煉瓦を摂取した町並み

以前、深谷宿を訪れたときに、町家の側壁・袖壁に煉瓦を用いた建物を、一種の洋風摂取として考えると興味深い、ということを書きました。深谷については、こちら: http://d.hatena.ne.jp/mach-i-naka/20100707/1278509993 町家の側壁・袖壁というと、いわゆ…

文化財について

文化財とは、指定されて、「初めて価値がでる」また「大切にされる」というものではありません。指定されることで、公けに知名度が上がる、というくらいのものです。「どんな建造物も、指定されるまでは、指定されていない」のであって、「指定されたものは…

0711 ウォーキングイベント@藤岡地区

季節がらの雲天のもと、藤岡地区を歩きました。 ここのところ、様々な地域で輩出された近代の実業家が、どのような産業に尽力していたのか、それによって彼らの地元や近隣地域の町並みが、どのように移り変わっていったのか、に興味が湧き、近代の物語を読む…

0708 ウォーキングイベント@大平地区(富田宿)

7月4日(日)のウォーキングイベントは所用により参加できなかったので、補習として独りウォーキングを実施した。場所は旧・大平町にある例幣使街道・富田宿、初めて歩く町だ。 町なかに入ると、まず緑が多いという印象。向こうの山並みが近く、また敷地の裏…

0629 中山道深谷宿

中山道深谷宿にある、深谷シネマを訪れた。深谷宿には、2007年に中山道の宿場町をテーマに卒論をまとめる際に訪れて以来、4年ぶりの再訪で、何だか懐かしく、嬉しい。 前回訪れたときの記憶では、旧くて造りの良い建物が散見される町並みで、煉瓦を用いた建…

コンテンツ・ツーリズム

増淵敏之著『物語を旅するひとびと―コンテンツ・ツーリズムとは何か』(彩流社、2010/04) http://www.amazon.co.jp/%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%82%92%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%B3%E3%81%A8%E2%80%95%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%…

0620 ウォーキングイベント@栃木地区

栃木地区でのウォーキングイベントが終了、薄曇りの天気ではあったが、気持ち良くまちを歩いて回れた。当イベントの目的は、地域の魅力を再発見する、というものだ。今まで気づかなかった、良いモノ、良いトコロについて、改めて認識を深める機会であり、「…

まち歩きのイベント*お知らせ

ネットワークとちぎさんより、まち歩きのイベントの案内をいただきました。先日参加させていただいた都賀町でのまち歩きは、こちらのイベントのリハーサルでした。 日時と場所は下記の通りです。6/20(日)栃木地区*栃木駅北口集合 7/ 4(日)大平地…

0606 ウォーキングイベント@都賀地区・後編

●この記事の前編を先にご覧下さい。http://d.hatena.ne.jp/mach-i-naka/20100607●写真はフォトアルバムの方にもありますので、併せてご覧ください。http://f.hatena.ne.jp/mach-i-naka/%E9%83%BD%E8%B3%80100606/ さて、栃木市に新しく仲間入りした旧・都賀…

0606 ウォーキングイベント@都賀町・前編

写真はフォトアルバムの方にもありますので、併せてご覧ください。 http://f.hatena.ne.jp/mach-i-naka/%E9%83%BD%E8%B3%80100606/ 6月6日の日曜日、男体山もよく見えるほどの快晴のなか、例幣使街道を歩くイベントに参加した。これは、栃木市でまちづくり…

イタリアの町について

馬場康雄・岡沢憲芙編『イタリアの経済』(早稲田大学出版部、1999) 岡本義行著『イタリアの中小企業戦略』(三田出版会、1994) カンポレージ著、中山悦子訳『風景の誕生―イタリアの美しき里』(筑摩書房、) 宗田好史著『にぎわいを呼ぶイタリアのまちづ…

まちの教科書をつくる!

近年、「学び」をテーマにしたまちづくりの事例が増えてきている。学びを通じてコミュニティーの輪を拡げよう、といった内容である。マチナカンパリニズモで取り組もうとしているのは、「まちの教科書」をつくる、というもので、自分が今住んでいるまち、自…

まちづくりの参考資料

横浜まちづくりクラブ編『まちづくり101の提案カード —101 Proposal Cards for Community Design』(光画コミニケーションプロダクツ、2006)栗生明著『環境健康都市宣言!!—キャンパスからのまちづくり』(鹿島出版会、2007)[http://www.amazon.co.jp/%E3%8…

メモ

1750年代頃から、M・A・ロジエの著作やギリシャの建築の実測図集が出てきた→新古典主義の建築について語られ始める 加えて「革命的建築家」が18世紀末に出てくる 「理念」で建築を支えるが故の近代性である。「歴史性だけが建築を支えるのではない」という…